導入事例

東京大学 稲見教授: 学生がコメントしやすく、教師のモチベーションに

CommentScreenに出会ったきっかけ

──CommentScreenはいつから使っていましたか?

実は、コロナ禍の前から東大の対面の講義で利用していました。2020年の10月くらいからです。学生からの質問をコメント投稿で受け付けて教室のスクリーンに表示させることで、発言でさえぎられることなく講義を進めることができます。そのため、対面授業においてもとても役立っていました。

コロナ禍でオンライン授業に切り替わった際も、すぐに「これだ」と思いました。既存のプラットフォームですぐに使えて、Zoomなどの他のサービスにも適用可能です。このように、システムをすぐ講義に導入できるという「可用性」もやっぱり大切だと思いました。

──オンラインの講義で感じた課題はなんですか?

オンライン授業は通常、学生からのフィードバックが全くわかりません。留守番電話に105分(1限分の授業時間)話しかけるような、とんでもない状況です笑 慣れてくると、ラジオのパーソナリティになった気分で、頭の中のバーチャルなオーディエンスを楽しませようと授業をしていましたが、修行みたいですよね。

CommentScreenを導入することで、コメント投稿を通じたコミュニケーションが可能になりました。相手の顔が見えない中で話し続けることは慣れていなかったので、CommentScreenがなければやる気を失っていたかもしれません笑

──CommentScreenを利用した授業の学生の反応はいかがでしたか?

学生たちは質問や絵文字の投稿を楽しんでいますね。CommentScreenを講義に取り入れてからは、講義中の発言がめちゃくちゃ増えました。目の前の学生のリアクションは薄くても、コメントはたくさん届きます。学生の頭の中が覗けたような気がしました。「他の先生も使ってくれればいいのに」とつぶやいている学生もいます笑

──CommentScreenを利用した感想をお聞かせください

講義中にコミュニケーションが取りやすくなりました。CommentScreenは、日本人にもっとも相性がいいサービスかもしれません。日本では社会性フィルターが強すぎるので、コミュニケーションが阻害されているといえます。例えば対面の講義中も、ワーッと学生の手が挙がることは少ないですね。ですが、匿名のコメント投稿なら発言のハードルが低くなります。

学生からのリアクションは、教員にとって授業のモチベーションにも繋がります。他にも、学生から発言が増えることで、学生がつまづいている箇所や興味のある問題がより詳しくわかり、それに応じて講義内容の改善もできました。

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──CommentScreenはどのような授業で利用してますか?

私が一方的に講義するレクチャー型の授業ですね。Zoomとパワーポイントを一緒に使用しています。

学生数の規模としては、50〜100人くらいです。10人を切るような授業だと、人数が少なすぎて学生がコメントがしにくくなってしまうことがあります。

──オンライン教育の今後の展望をお聞かせください

東大は最近、対面でもオンラインでも参加できるハイブリッドな講義に変わりつつあります。ここで面白いのが、2020年度、2021年度に入学した、始めからオンラインで受講していた「コロナ・ネイティブ」とも呼べる学生が、対面で出席する時でも必ずノートパソコンを持ち込んで、Zoomの画面を見ながら受講しているということです。グループワークの際にノートパソコンやタブレットを使って遠隔で参加している生徒を交えながら議論しているのを見ると、新しいスキルを身に着けた人類が誕生していることを感じますね。

皆さんがこれから活躍していく社会は、オンラインだけ、あるいはオフラインだけではなく、そのどちらも駆使しながら合意や共感を形成して過ごして行く「サイバーフィジカル社会」です。

この新しい社会の身体感覚を社会に出てから身に着けるのでは遅いかもしれません。教育のDXでは、ただ単に遠隔で教育をするという意義を越えて、社会の変化に合わせた新しいリテラシーに対応することが必要になると思います。

※ 東京大学のオンライン授業・Web会議ポータルサイトにて、CommentScreenが紹介されています。
「CommentScreenで学生とコミュニケーションをとる」
https://utelecon.adm.u-tokyo.ac.jp/articles/commentscreen/

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